デイケアやデイサービスを活用する

デイケアやデイサービスを活用する

将来、デイサービスやデイケアなど通所を利用したいと思われているのなら、早めに施設を訪ね、実際に見学されることをおすすめします。父が参加していたデイケアでは、着くとまずお茶がふるまわれます。それから一人ずつ自己紹介が始まります。毎回テーマが決まっていて、それぞれ思いつくままに自己紹介のなかに盛り込んで話をします。職員の皆さんがフオローしますが、テーマがあるとちゃんとそれにそつて話ができるのです。そのあとはゲームをしたり体操をしたりして過ごします。そろそろお昼の時間です。昼食がすむと、手芸をやつたり、ぬりえをやつたり、また行事に合わせて工作したりして過ごしています。父は、家ではなにかをやらせてもむちゃくちゃにしてしまうだけです。リハビリ用の遊びなどは私にはなかなか思いつきません。ですから父がデイケアで作ってきた工作を見てびっくりしてしまいました。父は肢体にマヒがありません。手先は器用なほうです。大勢のなかで見よう見真似でなんとか恰好をつけてしまうのでしょうか。それにしても私は父を相手にするだけで骨が折れるのに、手順を説明して、なにかをやらせるなんて、やはり職員の皆さんはプロなんだと感心してしまいます。

 

 

父が作ってきた工作を見ると、家の中でヘルパーさんと過ごしているより、いやがつてもデイケアに参加させたほうが、父のためにはよいのかなあと思ってしまいます。できたら義父もデイサービスに行ってくれれば、その間だけでも義母は家でゆっくりくつろげるはずですが、義母をはじめ、家族の決断がなかなかつかないようです夫曽「お父さんには向いてないよ」なんていってないで、いつまでもためらつていないで、思いきって参加させてみたらいいのだけれど、夫の実家のことには私は国がはさめません。

 

頭を抱える自体に・・・

わが家のように、日中家族がいないケースではホームヘルプサービスが必須ですが、もし私が家に一日中いるとしたら、ホームヘルパーの訪問より、父に出かけてもらつたほうが気が楽です。痴呆症の老親と四六時中過ごしているのは、気骨の折れるものです。一日のうち数時間でも父を託せる場所があれば、それだけ距離をおけます。夫がいうように、残念ながら人間は一日八時間以上はやさしくなれないと思います。「案ずるより産むが易し」の精神で、デイケアやデイサービスを活用することをおすすめします。

 

 

…財布やお金に執着しているオヤジを見るのもあまり感じがいいものではありませんが、スリツパやサンダルに異様に固執するオヤジも気味が悪いものです。オヤジは徘徊するときもスリッパ、サンダルを五足も六足も抱えて出かけます。どうしてあんなに履物にこだわるのでしょうか。私たち家族は頭を抱えています。